ジャニオタ男子学生がキンプリヤクザに泣かされた話
そもそも全てはこのツイートから始まった・・・
キンプリってなんなんだー!?
— かける (@kakeruru_04) 2016年2月16日
このツイートに対していただいたのがこちら。
@kakeruru_04 プリズムのきらめきを感じる合法麻薬らしいです!!(女子向けアイドルアニメの男の子アイドルに焦点を当てた映画です!!)
— ろむた (@ro_o0o0) 2016年2月16日
ワード 「プリズムの煌めき」
こんな感じでぜひNEWSの小山さん率いるeveryで解説して欲しいぐらい聞いたことのない言葉だ!
そうしていると・・・
第一ヤクザ登場!(所さんのダーツ旅風に)
しかし、この時は一部の人に爆発的人気を誇るアニメだと思っていた・・・。この時は・・・。
普通TwitterのTLで話される内容はだいたいその日のテレビ番組や発刊された雑誌の話が多いと思います。従ってそのテレビ番組が終わると共に話題も移り変わって行きます。しかし、キンプリは強かった・・・。右を向いたらキンプリ左を向いたらキンプリ!
「嫌いな野菜はセロリ」「ケツから蜂蜜」「ハリウッドが憎い」「アイドルは最高」
はたしてこの人たちは同じ映画を見てきたのか・・・?というバラエティに富んだ感想・・・。
そうしてまたキンプリに興味をいだいてこんなツイートをしました。
あたい怖い!キンプリの上映時間を調べてるこの右手が!!
— かける (@kakeruru_04) 2016年2月19日
そうするとどんどん湧いてくるキンプリヤクザ!!一匹いたら十匹居ると思えキンプリヤクザ!!
@kakeruru_04 結構男性の方もいましたし男性でも普通に楽しめる作品ですよ〜!
— ろじこ (@logicologic) 2016年2月19日
とりあえずこれらをご覧くださいhttps://t.co/YxNwTPgXIh
@kakeruru_04 行きましょう行きましょう!ジャニオタなら1度は見てみる価値はあるかと……!
— 梓 (@tounoin) 2016年2月19日
翔さん、NEWSとKAT-TUNカケモだからキンプリハマらないわけがないんだよなぁ
— ろじこ (@logicologic) 2016年2月19日
ここまでおすすめされたら行かない訳ないだろう!!ジャニオタを魅了するキンプリとはなにかを知るため我々調査団は南米へ向かった・・。嘘です。川崎に行きました。
ちなみに映画を見に行くとき「頑張って見てきます!!」と発言した自分に対してその時は「映画を観るのに頑張るもクソもねーよ」と思っていたのですが今になってキンプリは頑張る映画だったなと思ったりもします・・・。
映画館に着くと、コスプレイヤーさんやうちわを持った人がいたるところに!
いたる場所で「はじめまして〜〜○○さんですよねー!どーもー!」って会話ができるされていて笑う
— かける (@kakeruru_04) 2016年2月28日
一瞬自分は映画館ではなく3月2週目の東京ビックサイトに時空の狭間から迷い込んでしまったのかと思うぐらいでした!
でも、意外と男性も多くカップル連れも多かったような印象です。別、羨ましくないです・・・。うん。全体的に言うとニコニコ超会議ぽい雰囲気でした。まぁ超会議に行ったことありませんけど!!
映画が始まって一番最初に驚いたことはなんと言っても開始5分で主人公がイっちゃうんですよ!!どんな企画物だよ!って感じですが嘘じゃないんですよこれがまた!
まずここでキンプリの怖さを思い知らされます。
そして、シンメに関わる話が始まります・・・。ヒロくんとコウジくんというコンビなんですが本当にかわいそうなんです;;;;
デビューに対して周りの大人や会社が口を挟みやがるんすよ!!!本当に許せない!!!
なんだかんだで、二人はシンメを解消し別々の道に進むのですがこの時自分は・・・いやKAT‐TUNオタは思ったことでしょう「悲劇な別れ・・・シンメ・・・あっ仁亀!?」実際の亀梨くんと赤西くんの別れは劇中のストーリとは全く異なりますがなんというかこの時代やこの時間軸じゃなければずっと一緒にシンメしてくれたのかなぁ?とほんの少しの希望をファンに与えながら離れるシンメを見ると全部仁亀に見えてくるのがハイフンの性・・・。だって遺族なんだもの(みつを風に)
この辺でもう既にキンプリにハマってます。そして誰を推していこうか考えてる時に出会ったのが香賀美タイガくん!!いやぁ〜〜〜無理(語彙のないオタク)
紹介したいことがありすぎて話せない無理。黒髪無理。生意気そうでも心は優しそうなとこ無理。先輩大好きっ子無理。
この自担。劇中で「カヅキ先輩がオメに負けるワケねぇだろ!」という名言を残してくれます。
普段の自分なら「わっ、ゼウスで自担が負けそうなときツイートするリア恋ジャニヲタ(中1)だ!!」とか「いやいやいやいや。だめでしょ?君がねそんなことを言っちゃうとカヅキ先輩はいろんなモノやヒトと争わなきゃならないんだよ?まだ春コミまで時間もあるしスパコミまでならあと2ヶ月近くあるんだよ???この意味がわかるかい??」とかクソみたいな遠まわし注意をしたくなる人格が出てくるのですが、
「そうだ♡♡そうだ♡♡」と一緒に応援しました♡タイガくんのソロコンはいつですか!?!?!?!?!
話が進んでいくとさきほどの仁亀ことヒロくんコウジくん。いろんなものと戦うカヅキ先輩。この3人によるユニットOver The Rainbow解散します・・・。ハリウッドがなんだと言うんだ?日本っていい国だと思いますよ!!だって、ヘタリアでもアメリカ独立戦争の話を読んでアルフ好きになったり、絶対不敗英国紳士聴きまくってアーサーのセリフまで覚えても結局日本に戻って建国記念日祝うみたいなとこあるし(!?)
この解散シーンは、一一二四事件*1の傷が完治していない自分にはなかなか染みる部分もありました・・・。でも、改めて気づかされるものもありました。「みなさんは覚えていますか 初めてプリズムショーに出逢った時の事を」この言葉にすべて集約されると思いますが、やはりジャニヲタをやっていると会社の運営の仕方がクソだとか売上がどうとか隣の芝生を見るどころか常に見張ってしまうことも時にはあると思います。そんなときは初めて今自分が推しているグループを見て感動したり惚れた時のことを思い返すべきなのかもしれないなぁとか考えていたら周りの席のペンライトがより輝いて見えました・・・涙を実感した瞬間です。
星になるOver The Rainbow・・・しかし、消えるわけではなく星になったのだからいつまでも自分たちファンから見えるしOver The Rainbowも見守ってくれている・・・という感想レポを読んで「あっ、確かにKAT‐TUNからJIN AKANISHIも
JOKER居なくなったけどTwitterではフォローしてなくても回ってくるからそういうことでしょ!」と一瞬考えた自分の頭の悪さには感動を覚えました・・・。
上映が終わり帰宅するまで何を聞こうか悩み、一曲目にふさわしいものとしてV6のWAになって踊ろうを聞きました。なぜかと聞かれたらなんと返答していいかわかりませんがキンプリを見た人ならお分かりいただけると思います。なんていうか戦争ってよくないな!みたいな・・・みんな一緒にアイドルを応援しよう!みたいな。
あの日チナッタ川崎で一緒に見たみんなと。そして今日までキンプリを見たみんなとWAになって踊りたい。
長野オリンピックの閉会式のようにプリズムショーの最後にはWAになって踊ろうを選手やファン国境を越え踊る日はもう近いのかもしれません(!?)
キンプリをわかりづらく説明すると「マクロスFの世界観のなかにNEWSやHey!Say!JUMPのかわいいさを詰め込みさらにKAT‐TUNのこれまでを投げ込み登場人物全員を 中島健人にした」って感じです!しかし、こんなわかりづらい説明だと誰も映画館に言ってくれそうにもないので一言で言わせてください。
キンプリはいいぞ。
*1:2015年11月24日 ベストヒットアーティスト内で起こった歴史的事件。赤いコートをみると発狂する人間を誕生させた事で有名。